ボン・ジョヴィの伝記映画が製作開始。プロダクションにはジョン・ボン・ジョヴィも関与

ユニヴァーサル・ピクチャーズがボン・ジョヴィの伝記映画の製作に着手したことが確認されました。彼らの映画プロジェクトは複数の映画スタジオの間で争奪戦の様相を呈していることが伝えられていましたが、先頃遂に同社が契約を勝ち取ったものです。同社はエミネムの物語『8 Mile』や、ギャングスタ・ラッパーのN.W.Aの結成の経緯を描いた2015年の『Straight Outta Compton』等、史実をベースにしたミュージシャンたちの伝記映画を数々手掛けています。
また今回の映画の製作にはバンドのリーダー、ジョン・ボン・ジョヴィも関与しており、プロダクション・チームはボン・ジョヴィの音楽ライブラリーにもアクセスが許される見込みで、それはつまり「Livin’ on a Prayer」「Wanted Dead or Alive」「You Give Love a Bad Name」といったジュークボックスの定番曲が映画本編で聴ける可能性が高いことを意味しています。ストーリーの中心はバンド結成に至る経緯からデビュー、更に下積み時代を経てサード・アルバム『Slippery When Wet』で大ブレイクを果たし、世界中の超満員のスタジアムで彼らのロック・アンセムを響かせるようになるところまでが描かれる見込みです。

プロデュースを手掛けるのはケヴィン・J.ウォルシュとゴッサム・チョプラ。特に後者は2024年にHuluで配信された4部構成のドキュメンタリー『Thank You, Goodnight:The Bon Jovi Story』のプロデュースで、既に彼らとの仕事の実績がある人物です。このドキュメンタリー・シリーズではバンドのメンバー全員がインタヴューに応じ、とりわけジョン・ボン・ジョヴィは自身の声の問題やその解決のために受けた手術についても、パーソナルな領域に踏み込んで赤裸々に語っていました。

脚本を任されているのはコディ・ブロッター。彼が最初に脚本家としてその名を知られるようになったのはオンライン政治ジャーナリスト、マット・ドラッジの台頭を描いた『Drudge』で、最新作はダグ・ライマン監督のスリラー『Killing Satoshi』と、マイク・ジャッジ監督のこちらも音楽がテーマという伝記ものです。彼が手掛けた作品には他にMGM社の『The Dukes of Oxy』 やエイミー・パスカル監督の『Ron Ziegler』、チーム・ダウニーの『Chasing Phil』等があります。