KISSのジーン・シモンズが6月23日、フィンランドのロック／メタル雑誌『Chaoszine』との最新インタヴューで、フェアウェル・ツアー「End of the Road」に100公演を追加する計画を明かしました。

フェアウェル・ツアーがいつ終わるのかについて、シモンズは次のように語っています。
「俺たちには分からないよ。一度も引退したことがないし、今回が初めてだからね（笑）。絵を描いたり、本を書くようなもので、『いつ終わるんだ？』と訊かれても、その最中には分からないだろ」

「ライヴの一貫性と熱意について、クルーもハッピーだし、皆がハッピーだから、ツアーが終わる前にあと100都市の公演を追加することにしたんだ。それがどのくらいかかるか、俺には分からないけどね」

現時点で、フェアウェル・ツアーはバンドの50周年となる2023年1月を過ぎると予想されていますが、シモンズは50周年にはこだわってないとのこと。

「俺たちは50周年とか、そういうのは考えてなかったね。ただ俺はパンデミックが始まる前に70歳になるから、もう引退する時期かもしれないし、そうすれば長く居すぎることもないって思ったんだ。誰であろうと、ある時点でステージから降りるべきだし、ファンと本人にとっても、レガシーにとっても、偉大なままステージを去る方がいいんだよ。老いぼれになるまで待つなってこと」

「100公演以上追加する可能性はあるかって？　おそらくないね。ま、俺は以前にも『おそらくない』って言ったけど。俺には分からない。それって、俺たちの気持ちや体力に大いに関係するからね。でも、このツアーは止まるまで続くんだ。最後の公演がいつどこになるか、知ってるかい？　俺は知らない。でも、これだけは言えるよ。俺たちは楽しんでるぜ」