エアロスミス、スティーヴン・タイラーの依存症治療のため夏のレジデンシー公演をキャンセル

エアロスミスは、6月17日からラスヴェガスでのレジデンシー公演「Deuces Are Wild」を予定していましたが、スティーヴン・タイラーの薬物依存症が再発し、リハビリ施設で治療プログラムを受けることになったため、6月と7月の8公演をキャンセルしました。

バンドは次の声明を発表しています。
「多くの方がご存じのように、最愛のブラザーであるスティーヴンは、長年にわたり酒と薬物を絶つことに取り組んできました。彼はステージに備えて足の手術を受け、その回復過程で疼痛管理を必要としていましたが、最近になって薬物依存が再発し、健康と回復に集中するため、自発的に治療プログラムを開始しました。彼が治療に専念している間、6月と7月のラスヴェガス・レジデンシー公演を中止することになり、ファンや友人の皆様には心からお詫びを申し上げます。

今年の公演は9月からスタートする予定ですが、出来るだけ早く最新情報をお伝えする所存です。多くの皆様、特に公演を観るために遠方からお越し下さっている最も忠実なファンの方々にご迷惑をおかけし、非常に心を痛めています。皆様のご理解と、スティーヴンへのサポートに感謝しております」

なお、エアロスミスは今年3月、ドラマーのジョーイ・クレイマーが、家庭の事情により今年の公演に参加しないことを発表し、ドラム・テックのジョン・ダグラスが、一時的にクレイマーの代役を務めると語っていました。