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ケンジントンにあるブライアン・メイの自宅地下室が7月12日、ロンドンで発生した鉄砲水の影響による浸水の被害に遭ってしまいました。
メイは地下室の動画をインスタグラムに投稿、次のコメントを掲載しています。
「ロイヤル・ホロウェイ大学で素敵な1日を過ごした後、帰宅したら恐ろしいことになっていた。地下のフロア全体が下水道から溢れた汚水で水浸しになり、カーペットやラグ、貴重な品々が悪臭を放つ汚泥にまみれていた。本当に不快で、実のところかなり悲痛な思いだ。まるで僕らが侵略され、冒涜された気分。フロアに置いてあったアニタの大事な記念品も大半が台無しになった」
メイは昨年8月、サリー州にある自宅スタジオの近くで山火事が発生し、スタジオに置いてあった子供時代のアルバムやスクラップブックを地下室に運び入れていたそうですが、それらの品々も被害に遭ってしまいました。
「非常にショックだよ。単なる “モノ” に過ぎないけど、写真が色褪せていくのは自分の過去が消されるようで、まるで『バック・トゥー・ザ・フューチャー』みたいだ。僕は怒っている。歴史的に見ても、ケンジントンでは過去150年間、雨水で浸水したことなんか一度もなかった。なぜ、こんな事が起きたのか? それは過去10年間、このエリアで悩みの種になっていた近隣住民による地下室の建設であるのはほぼ間違いない。ケンジントン&チェルシー王立区議会は、これだけ何軒も深い地下室を増築すると、生活空間の下にある帯水層が妨害され、排水システムが役に立たなくなることを何年も前に警告されていたというのに……」
しかしながら議会のスポークスマンは、地下室の増築を許可したことが浸水の原因だとするメイの主張を否定し、次のようにコメントしています。
「突然のゲリラ豪雨による鉄砲水は、ロンドン特別区全域に影響を与え、ここケンジントン&チェルシー王立区だけでなく市の全域で被害と混乱を起こしており、地下室の建設とは無関係です」