ブライアン・メイ、ワクチン接種反対派のクラプトンについて語る

エリック・クラプトンは数ヵ月前、ワクチン接種後に酷い副反応に見舞われたこともあり、先月には、来場前の観客にワクチン接種を義務付ける会場ではコンサートを行なわないと発表していましたが、それについてブライアン・メイは、『インディペンデント』紙のインタヴューで次のように語りました。

「僕はエリック・クラプトンが大好きだし、彼は僕のヒーローだけど、多くの点で僕とは大いに意見が異なる。彼は楽しむために動物を撃ってもいいと考える人だから、僕らの考えは合わないんだ。かといって彼へのリスペクトがなくなることは決してないけどね」

「ワクチン反対派の人たちには悪いけど、僕は彼らをフルーツケーキ(変わり者)だと思ってる。ワクチン接種が有効だという証拠はたくさんあるし、全体的に見てもすごく安全なんだ。どんな薬にも副作用はあるけど、ワクチンがキミたちを殺すという陰謀説を言い触らすのは、残念ながら僕にはイカれてるとしか思えないね」

また、ボリス・ジョンソン首相の新型コロナ対応については、次のように語っています。

「ボリスよりも悪い判断が出来る人はいないよ。あらゆる点において、彼の対応は後手後手で不十分だったからね。ボリスの誤解を招く助言やマット・ハンコック保健相らと下した間違った判断のせいで、我々は何百人、何千人もの親族を失ったんだ。もし彼が、1年早く予防策として国境を閉鎖していたら、あのような状況にはなってなかった。
それに、彼が経済的利益と人命を公然とトレードする意向であることに恐怖を感じるし、全く受け入れがたいこと。それって、ウィンストン・チャーチルが庭に出て、頭上の爆撃機と遺体を見ながら、『爆弾が落ちてくるぞ! 隠れるべきだろうか? いや、隠れた後の経済状況を先に考えよう』って言ってるようなものだよ」