エリック・クラプトン、リプリーズ時代初期6作品+レア曲集をまとめたLP12枚組ボックス9月30日発売

エリック・クラプトンのリプリーズ時代前半、いわばLPからCDへの過渡期の時代である80〜90年代のアルバム6作品と、未発表ミックス2曲を含むレア曲集1枚の全12枚のディスクを同梱した12枚組LPボックスが発売されることになりました。ディスクは最新リマスター音源を収録した180グラム重量盤アナログで、しかも『Behind the Sun』と『August』は元々LPでは1枚での発売ながら、今回は2枚組3面収録という変則的な形式に。

〈以下、衣メイカー・インフォメーションより〉

エリック・クラプトン 『The Complete Reprise Studio Albums - Volume 1』 限定盤12枚組アナログ・ボックス、2022年9月30日発売。

リプリーズ・レコードでの15年に渡る初期6作品のリマスター音源に「Pilgrim」未発表リミックスを含むレア音源をばかりを収録したLPを加えた豪華アナログ・ボックス・セット。

最も成功したアーティストであり、最も影響力を持つアーティストの一人であるエリック・クラプトンは、1983年にリプリーズ・レコードと契約して以降30年の間に数々の作品を世に送り出し、傑作を世に残して来た。今回発売となる限定盤12枚組アナログ・ボックス・セットは、リプリーズ時代にリリースした初期の6作品に加え、本ボックス・セット限定となるレア音源ばかりを収録したLPをフィーチャーしたもの。このレア音源アナログには、長きにわたりクラプトンと共作、プロデュースを務めてきたサイモン・クライミーによる「Pilgrim」の未発表リミックスを含む、この時期のレア音源が多数収録されている。

『The Complete Reprise Studio Albums - Volume 1』は9月30日発売、現在先行予約を受付中である。本作では、『Money and Cigarettes』(1983)、『Behind the Sun』(1985)、『August』(1986)、『Journeyman』(1989)、『From the Cradle』(1994)、『Pilgrim』(1998)、という6つのスタジオ・アルバムが最新リマスター音源を収録した180グラム重量盤アナログとなって甦ることとなる。なお、『Money and Cigarettes』(1983)は1LP、それ以外の作品は2枚組LPとなっており、『Behind the Sun』と『August』は元々1枚のアナログとして発売されていたが、両アルバムとも、最大限の音質を引き出すために、片面の収録曲数を整えた2枚組3面アナログという形で発売となる。

本コレクションに収録の最後の1枚は『Rarities(1983-1998)』である。本作は、1983年から1998年の間に制作された8曲の楽曲が収録となる。その中には、「White Room」「Crossroads」のライヴ音源が含まれ、両曲とも1987年のシングル「Behind The Mask」のB面に収録されていた音源である。さらに別シングルのB面として収録された「Theme From A Movie That Never Happened」(邦題「ムーヴィー・ザット・ネヴァー・ハプンド」)のオーケストラ・ヴァージョンは、1998年にグラミー賞を受賞した楽曲「My Father’s Eyes」のシングルに収録されていたものである。アルバート・キングのカヴァー曲「Born Under A Bad Sign」(グラミー賞受賞アルバム『From The Cradle』からのアウトテイク)は、現在YouTubeで公開中である。

また、2023年初頭には『The Complete Reprise Studio Albums - Volume 2』が発売される予定だ。同作は、2001年から2010年代にリリースされたリプリーズ・レコードでのスタジオ・アルバムのアナログ・ボックス・セットであり、この時代に制作されたレアな音源を含んだアナログ限定発売となる。