フレディ・マーキュリーのドキュメンタリー『The Final Act』、国際エミー賞受賞

2021年11月に英BBC2で放送されたフレディ・マーキュリーのドキュメンタリー『Freddie Mercury:The Final Act』(2021年10月29日MLCニュース)が、国際エミー賞の芸術番組部門(the International Emmy for Arts Programming)で受賞しました。

このドキュメンタリーは、プロデューサー/脚本家/監督のジェイムズ・ローガンが制作を手掛け、フレディの類まれな人生の最終章と、1992年4月20日にウェンブリー・スタジアムで開催されたトリビュート・コンサートに至るまでの道のり、クイーンがどのようにしてフレディの人生を称え、エイズにまつわる偏見に挑戦したのかが描かれています。

本作には、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、フレディの妹カシミラ・バルサラ、友人のアニタ・ドブソンとデヴィッド・ウィッグ、フレディのパーソナル・アシスタントだったピーター・フリーストーンとのインタヴューがフィーチャーされているほか、追悼公演に出演したエクストリームのゲイリー・シュローン、ザ・フーのロジャー・ダルトリー、デフ・レパードのジョー・エリオット、リサ・スタンスフィールド、ポール・ヤングとのインタヴューや、コンサート・プロモーターのハーヴィー・ゴールドスミス、エイズの影響を目の当たりにした医療従事者、生存者、ピーター・タッチェルなど人権活動家らとのインタヴューも収録されています。