
実は007シリーズは今年で60周年。シャーリー・バッシーやトム・ジョーンズからポール・マッカートニーやデュラン・デュラン、果てはビリー・アイリッシュまで、その主題歌はロック/ポップスのそうそうたるメンツによるものばかりですが、そんな歴代の主題歌をオーケストラ・アレンジで「女王陛下のオーケストラ」ことロイヤル・フィルが演奏するアルバムが間も無くリリースされます。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉
007シリーズ60周年を記念し、歴代の主題歌を「女王陛下のオーケストラ」ロイヤル・フィルが再構築したオーケストラ・アルバムのリリースが決定。
2022年に60周年を迎える映画「ジェイムズ・ボンド」シリーズ。それを記念して、歴代の主題歌25曲を名門ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が再構築し、新たに録音したオーケストラ・アルバム『Bond 25』が10月7日にリリースされることが決定した(輸入盤、配信は9月23日リリース)。先行シングルとして、「ジェイムズ・ボンドのテーマ」の配信がスタートしている。
「女王陛下のオーケストラ」とも呼ばれる英国の名門オーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。アビーロード・スタジオで録音されたこのアルバムには、「ダイヤモンドは永遠に」「ゴールデンアイ」「スカイフォール」など歴代の主題歌のオーケストラ・アレンジを収録。1962年の「ドクター・ノオ」から2020年の英国No.1シングル「ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで、年代順にトラックリスト化されている。
ハンス・ジマーによる昨年の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』オリジナル・サウンドトラックが全英アルバム・チャートで7位を獲得し、これまでの007シリーズの中で最高位を記録したことを受け、発売されることになった本作。指揮はジョージ・マイケルやシネード・オコナーなどポップス界での実績も数多く残し、作曲家でもあるアンドリュー・スキートが担当。数々の名曲たちが持つ良さを活かしつつ華麗に、且つなじみやすく仕上げることに成功している。