
KISS1976年のアルバム『Destroyer』(邦題『地獄の軍団』)のデラックス・エディションの拡大盤、2CD盤の国内発売が決定しました。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉
KISSがマルチ・プラチナ・アルバム『地獄の軍団』(原題:DESTROYER)の 45周年記念エディションを11月19日にリリース。未発表音源「ベス(アコースティック・ミックス)」 が先行配信。
1976年にリリースされ、今年リリース45周年を迎えた『地獄の軍団』(原題『Destroyer』)の45周年記念エディションが11月19日にリリースされることが決定した。
彼らにとって同作は、発売初年度に100万枚のセールスを記録した初のアルバムであり、彼らのスタジオ・アルバム中、歴代最高の売上を達成した作品でもある。「デトロイト・ロック・シティ」(原題「Detroit Rock City)や「狂気の叫び」(原題「Shout It Out Loud」)、「雷神」(原題「God of Thunder」)、「ベス」(原題「Beth」)など、コンサートでお馴染みの定番曲や、“KISSアーミー”(ファン)お気に入りの人気曲がぎっしり詰まった内容で、UMeより超豪華5枚組スーパー・デラックス・ボックス・セット(4CD+1Blu-rayオーディオ/日本では輸入盤のみ発売)の他、CD2枚組デラックス・エディション、通常版の黒盤LP2枚組、限定版のカラー盤(イエロー&レッド)LP2枚組及びデジタル配信にてリリース。
アルバム『地獄の軍団』のレコーディングに際し、KISSはプロデューサーとしてボブ・エズリンを新たに起用。彼の力を借りて、音の面でも創造面でも、バンドは今までにないレベルに到達した。このアルバムでは、ミュージシャン及びソングライターとしてのKISSの成長が明らかになっており、「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」(原題「Do You Love Me?」)のようなソフトな側面から、「地獄の遺産」(原題「Great Expectations」)や全米ビルボード・チャート7位に輝いたヒット・シングル「ベス」といったオーケストラ・アレンジをふんだんに取り入れた曲に至るまで、それまでなかった新たなサウンドが試みられている。1975年にライヴ・アルバム『地獄の狂獣 キッス・ライヴ』(原題『Alive!』)が全米ビルボード・チャートで9位を記録するという目覚ましい成功を収め、大躍進を遂げたKISS。この『地獄の軍団』は、そんな彼らをさらにメインストリームの最前線へと導き、世界的なロック・アイコンにまで押し上げたアルバムだ。その名作の発売45周年を記念して、今回は驚くべき数のボーナス音源が用意されている。
まず5枚組スーパー・デラックス・エディション(4CD+1Blu-rayオーディオ)のCD 1には、アビイロード・マスタリングで新たにリマスタリングされたオリジナル・アルバムを収録。そしてCD 2には、ポール・スタンレーとジーン・シモンズが個人的に保管していたアーカイヴから15曲のデモ(うち9曲は未発表)が収められている。さらにCD 3には、スタジオ・アウトテイクや、別ヴァージョン/ミックス、シングル・エディット等を収録。中でも注目は、装飾音を削ぎ落とした最新ミックス「ベス(アコースティック・ミックス)」だ(10月4日MLCニュース参照)。CD 4には、未発表だった1976年5月22日に仏パリのオランピア劇場で行なわれた、痺れるようなパフォーマンスを収録。またBlu-rayオーディオ盤では、スティーヴン・ウィルソンをリミキサーに迎え、オリジナル・スタジオ・アルバム『地獄の軍団』を初のドルビーアトモス音源と、5.1サラウンド・ミックスで収録。そこにボーナス・トラックとして、「ベス(アコースティック・ミックス)」と、スタジオ・アルバム・ヴァージョンには入っていないエース・フレーリーのオリジナル・ギター・ソロがフィーチャーされた「スウィート・ペイン(オリジナル・ギター・ソロ)」(2012年発売の『地獄の軍団 〈リザレクテッド〉」に収録)の2曲が加えられている(詳しい収録内容につきましては、9月27日MLCニュースをご参照ください)。
それに加え、5枚組スーパー・デラックス・エディション(4CD+1Blu-rayオーディオ)には、当時と同じフォルダーに下記アイテムを収めた〈KISSアーミー・キット〉(公式ファンクラブ・グッズ)のオリジナル完全復刻版を含む、KISSコレクター向け記念グッズが特典として贅沢に封入されている。
・KISSアーミー・ニュースレター Vol.1 - No.2(『地獄の軍団』の発売を告知)
・『地獄の軍団』プレス写真2枚(8"x10"サイズ)
・ディスコグラフィ・シート
・ジーン、ポール、エース、ピーターのバイオグラフィ・シート
・KISSアーミー会員証明書
・KISSアーミー会員証カード
さらにスーパー・デラックス・エディションには、次のアイテムを追加封入。
・KISSロゴ・アイロン転写シート
・KISSアーミー・ステッカー
・「デトロイト・ロック・シティ」バンパー・ステッカー
・『地獄の軍団』ジャケット・ステッカー
・英ウェストミンスター橋(国会議事堂脇)で撮影したKISSポスター(11"x17")
・最新メンバー写真4枚(8"x10"サイズ)
・『地獄の軍団』箔押し加工チラシ(8"x12")
・『地獄の軍団』カナダ版チラシ(8"x12":激レア)
・バンド・メンバーのトレーディングカード4枚(本ボックスセット用に新たに制作)
・ニューヨークの摩天楼を背景にしたKISSポスター(16"x24")
・1976年のKISSハロウィーン・コンサート・ポスター(16"x24")
・『地獄の軍団』ツアー・ステージセットのトレーシングペーパー図面2枚(9"x12":初公開)
・1976年『地獄の軍団』ツアー・プログラム(全16ページ)
・『ゴッサム・ロック・シティ・ニュース』新聞Vol.1(バンド・メンバー4人、ボブ・エズリン、クルーの各曲解説インタビュー)
・全68ページのハードカバー本:ポール、ジーン、ポール、エース、ピーター、そして当時マネージャーを務めていたビル・オーコイン、アルバム・プロデューサーのボブ・エズリン、その他多くの関係者らが、本アルバムの曲作りから制作の過程、全米及びヨーロッパ・ツアー、写真撮影、プロモーションのエピソードについて語るインタビューや、ABCテレビの特別番組『ポール・リンド・ハロウィーン・スペシャル』出演時のことを振り返るメンバーの思い出話を含む、エリオット&ケン・シャープによる長文ライナーノーツと、魅惑的な数の未発表写真や画像を掲載。
これら全ての内容物は、恐らくロック界で最も象徴的なアルバム・ジャケットの一つと言える、ケン・ケリーが手掛けた『地獄の軍団』のカヴァー・アートを使用した蓋付き特製ボックスに収納されており、『地獄の軍団』の究極の記念品として本セットを際立たせている。
あらゆるカテゴリーを総合し、アメリカのバンドとして米国で史上最多数のゴールド・ディスクを獲得しているKISSは、これまでに全世界で1億枚以上のアルバムを売り上げてきた。ライヴ・アクトとしても無双の彼らは、記録破りの世界ツアーで輝かしい伝説を築き上げている。48年という驚異的なキャリアを経て、現在ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エリック・シンガー、トミー・セイヤーの4人で活動を続けるKISSは、ただ今『エンド・オブ・ザ・ロード』ツアーの真っ最中だ。
なお、日本では5枚組スーパー・デラックス・エディション(4CD+1Blu-rayオーディオ)は、輸入盤のみユニバーサル ミュージック公式通販サイトで販売。
商品詳細
KISS
『地獄の軍団 - 45周年記念デラックス・エディション』(生産限定盤/SHM-CD/2枚組)