
2月18日はヨーコ・オノの90歳の誕生日でした。その日、息子ショーンがオンライン版「ウィッシュ・ツリー(願かけの木)」サイトを立ち上げました。皆さんも願い事を書き込んでください。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
【Happy Birthday Yoko】2月18日はヨーコ・オノの90歳の誕生日! 息子ショーンがオンライン版「ウィッシュ・ツリー(願かけの木)」サイトを立ち上げる。
アーティスト、ミュージシャン、前衛芸術家として、生涯にわたって平和運動に取り組んできたヨーコ・オノが2023年2月18日、90歳の誕生日を迎えた。誕生日を祝して、ジョン・レノンとヨーコ・オノ夫妻の息子ショーン・オノ・レノンがオンライン版の「ウィッシュ・ツリー(願かけの木)」サイト “Wish Tree for Yoko Ono” を立ち上げた。世界中の人々がオンラインで願い事を投稿し、ヨーコの栄誉を讃えつつ、森林を回復し、様々な生物の生息地を生み出し、地球規模で社会的にポジティブなインパクトを与えることで環境支援を行なう団体「One Tree Planted」と協力し、実際に本物の木を世界各地に植樹する展開を行なうもの。
ショーンはこう語っている。
「“9” は母にとって、家族にとってとても特別な数字なので、母の90歳の誕生日には何か特別なことをしなければと思ったんです。そこで私は、彼女が美術館やギャラリーで展開するウィッシュ・ツリーのヴァーチャル版を作りました。全世界の人々に、彼女のために願い事をして、彼女のために木を植える機会を提供したいと思ったのです。願い事をする。木を植える。ヨーコの誕生日を祝う。とてもシンプルなことです」(ショーン・レノン)
ジョン・レノンの誕生日は10月9日、「Revolution9」「#9 Dream」(全米チャート9位)など曲のタイトルにも使用、“9” はジョンのラッキー・ナンバーでもあった。すでに願いを送った有名人には、元ビートルズのリンゴ・スター、ジョンの最初の妻シンシアとの息子ジュリアン・レノン、エルトン・ジョンとその夫デヴィッド・ファーニッシュ、オアシスのリアム・ギャラガー、写真家のアニー・リーボヴィッツなどがいる。
「願いをかけて木を植えましょう。 できるだけたくさんの願い事が集まり、できるだけたくさんの木を植えることが私たちの目標です。ぜひ皆さんも広めてください」(ショーン・レノン)
「ウィッシュ・ツリー」への投稿はこちらより可能。
https://loudbeings.typeform.com/to/M1IOx6Oo
投稿された願い事は、ヨーコの誕生日にスタートするウェブサイト “Wish Tree for Yoko Ono” で公開される。
https://www.wishtreeforyokoono.com/
ヨーコのオリジナル版「ウィッシュ・ツリー」インスタレーションや、彼女からジョンへのトリビュートとしてアイスランドに建設したジョンとヨーコの世界平和祈願の象徴「イマジン・ピース・タワー」についてはこちら。
https://www.imaginepeacetower.com/yoko-onos-wish-trees/
2020年10月9日から2021年2月18日までジョン・レノンとオノ・ヨーコという伝説的なカップルの軌跡を彼ら自身の言葉や作品で辿る展覧会「Double Fantasy-John & Yoko」東京展で展示されていた「ウィッシュ・ツリー」についてのヨーコの手書きのメッセージにはこう書かれていた。
「ねがいの樹:あなたのねがいを書きましょう。その紙を折って、ねがいの樹の枝につけましょう。あなたの友人にもすすめてください。ねがいつづけましょう オノ・ヨーコ」
*HAPPY BIRTHDAY YOKO!(Wish Tree for Yoko)(2023年2月18日0:00公開された上記メッセージのテキスト動画)
「ウィッシュ・ツリー」は1996年の開始以来世界各地で展開する、平和への願いや夢、メッセージを短冊に願いごとを書いて枝に結びつけることができる観客参加型アート。35カ国以上に設置された200以上の「ウィッシュ・ツリー」から約200万件の願いが寄せられている。すべての短冊はイマジン・ピース・タワーに永久保存されている。