
東京・千代田区の神田小川町の交差点。シンコーミュージック・エンタテイメント本社ビル壁面に、ジェフ・ベックを追悼する懸垂幕を掲示中。彼を日本で初めて取材したメディアとして、謹んで追悼の意を表します。
先月、急逝した伝説のギタリスト、ジェフ・ベック。株式会社シンコーミュージック・エンタテイメントでは、現在、自社ビルのいたるところでジェフ・ベックに追悼の意を表している。ビルの外壁には「名演をありがとう!」と懸垂幕を掲げ、玄関には歴代のジェフ・ベック表紙号を展示、さらに社内の各フロアには数十枚のポスターが貼りだされている。
シンコーミュージックとジェフ・ベックの出会いは古く、1967年、音楽雑誌『ミュージック・ライフ』の編集長だった星加ルミ子氏がビートルズを取材するために渡英した際、偶然ライヴハウスで出会い、急遽インタヴュー取材を行なったことから始まる。それ以来、半世紀にわたり、雑誌、楽譜、教則本などでジェフ・ベックを取り上げ続けてきた。特にギター雑誌『YOUNG GUITAR』では、70年代から現在までに10回以上も表紙を飾っている。編集部では先月、訃報が届いた直後から追悼特集号の制作をスタートさせ、2月9日(木)にはジェフ・ベック追悼特集号として『YOUNG GUITAR』3月号を発売する。
ヤング・ギター 2023年3月号
AB判/208頁/特別定価1,500円(税込)/2月9日発売/Web映像連動