
https://youtu.be/ikbHeZBocPU
昨年8月に他界したオリヴィア・ニュートン=ジョンが、生前最後にドリー・パートンと録音した「Jolene」(「ジョリーン」)のミュージック・ビデオが公開されました。
「Jolene」は、パートンが書いた1973年のヒット曲で、その後オリヴィアがカヴァーし、1976年のアルバム『Come On Over』(邦題『水の中の妖精』)に収録しました。
パートンは、ビデオの冒頭で次のように語っています。
「大好きなオリヴィア・ニュートン=ジョンと仕事が出来て、とってもワクワクしています。私たちはずっと前から親しくしているの。私が書いた一番お気に入りの曲 “Jolene” を歌って、彼女のデュエット・プロジェクトに参加できることを誇りに思っているわ。彼女も大好きな曲の一つだと言っているから、二人でデュエットすることにしたのよ」
当時のオリヴィアは、自身のデュエット・アルバム『Just the Two of Us:The Duets Collection』に取り掛かっており、17曲を収録した同作には、パートンのほか、マイケル・マクドナルド、バリー・ギブ、ジョン・トラヴォルタ、マライア・キャリーらが参加しました。
パートンによると、このレコーディング・セッションが、オリヴィアと過ごした最後の時間になったそうで、声明の中で次のように述べています。
「彼女と過ごした全ての瞬間が大好きでした。彼女のガッツ、優しさ、意欲、決意には、いつも刺激を受けていました。アルバムを聴くのが待ちきれません。オリヴィア、安らかに。あなたが残した場所を埋めてくれる人は誰もいないわ」
なお、オリヴィアの追悼式が2月26日に豪メルボルンで開催され、アルバム『Just The Two Of Us:The Duets Collection(Vol. 1)』は5月5日に発売される予定です。