
ノラ・ジョーンズが、昨年発売したばかりのクリスマス・アルバムのデラックス・エディションのリリースが決定。昨年12月には配信限定でオリジナルに3曲(もしくは4曲)を加えたデラックス・エディションがリリースされていましたが、そこへさらに8曲を加えた2枚組で全24曲へと拡大。ジャケットのデザインもほんのちょっとヴァージョン・アップしています。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉
間もなく来日のノラ・ジョーンズ 昨年のクリスマス・アルバムに11曲を追加したデラックス盤のリリースが決定! 先行シングルも配信スタート。
5年振りとなる待望の来日公演がいよいよ今月となったノラ・ジョーンズ。そんな彼女が昨年リリースした初のクリスマス・アルバム『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』に、新規音源を実に11曲追加した2枚組の『アイ・ドリーム・オブ・クリスマス【デラックス・エディション】』が10月21日にリリースされることが決定した。先行シングルとして、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」の配信がスタートしている。
9つのグラミー賞受賞経験を持つノラが満を持して2021年にリリースしたクリスマス・アルバムはクリスマスの名曲のカヴァーの中にホリデイをテーマにしたオリジナル曲を散りばめた内容で、歌詞の中にジョリー・ジョーンズ(「Jolly」とは、クリスマス・シーズンによく使用される言葉で「Happy」などの類語)などノラ・ジョーンズをもじった言葉なども登場し、遊び心が随所に見られるクリスマスにぴったりの作品。カヴァー曲は、誰もが一度は耳にしたことのある「ホワイト・クリスマス」「クリスマス・ワンダーランド」などの名曲で、ノラのスモーキーな歌声と優しいピアノでアレンジされた。
そして今回新たに追加される楽曲は、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」や「ザ・クリスマス・ワルツ」といったクリスマスの定番曲のスタジオ新録、そして昨年末に行なわれたエンパイア・ステート・ビルディングでのパフォーマンス音源で、計11曲、約40分という大ボリュームとなっている。
本作について、ノラは「クリスマスの喜びを見つけようとすること、1年の中で私が望んでいた愛と包容の感覚、その輝きを捉えようとすることがこの作品のテーマだったの。そして、誰が、どこで生活していても、これらの曲は特別なノスタルジーを感じることができるクラシックなもの。曲を絞り込むのは大変だったけど、自分のものにできそうなお気に入りのものを選んでみたわ」と語っている。
今月いよいよ開催となる今回の来日公演では、札幌、仙台、東京、大阪の4都市6公演を予定。今回のツアーは、実はアルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』をリリースした2020年の秋に決定していた来日だったのだが、全世界で猛威をふるう新型コロナウィルスによる影響で、予定から2年後にようやくに実現へと動き出したもの。期せずして5年という年月を経ての今回の来日だが、今年は彼女の衝撃のデビューから20周年という節目の年でもあり、アニヴァーサリー・イヤーでの来日を何よりもノラ本人が楽しみにしているようだ。
甘く、心安らぐ彼女の“スモーキー・ヴォイス”と美しいピアノ演奏にぜひとも酔いしれてもらいたい。