リンゴ・スター、2021年北米ツアーの延期を発表

リンゴ・スターが、3月15日放送の米TV番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演し、今年予定していたオールスター・バンドとの北米ツアーが来年に延期されると発表しました。

本来このツアーは2020年の5月から6月に予定されていましたが、新型コロナの影響により今年の6月に延期され、今回再び来年に延期されました。

リンゴは、ツアーについて次のように語っています。

「パンデミックがどうなるかなんて、ほとんど分からなかったからね。2020年の3月にツアーをキャンセルした時は、2021年に同じツアーをやるから心配するなと言ったけど、当然ながら実現しなくなったから、来年までツアーはやらないことにした。これは僕にとってかなり辛いよ。僕は30年間で、ツアーどころかキャンセルしたギグは2〜3回しかないんだ。でも、こういった状況は僕だけじゃないし、皆と同じように家にいるしかない」

また、ピーター・ジャクソン監督の映画『The Beatles : Get Back』にも触れ、「(1970年の)オリジナル・ドキュメンタリーは、かなり偏狭な内容で、喜びというものが全く描かれてなかった。僕はあの場にいたし、僕らは笑っていたんだ。ちょっとした確執はあったけど、誰も映画で描かれたようには捉えてなかった」と語っています。

なお、リンゴの最新EP「Zoom In」が3月19日に発売され、ポール・マッカートニーをはじめ多数のゲストをフィーチャーした「Here’s To The Nights」のオフィシャル・ミュージック・ビデオが公開されています。