ストーンズのチャーリー・ワッツが秋のツアーに不参加、代役はスティーヴ・ジョーダン

ローリング・ストーンズは、9月26日からアメリカで13公演を予定している「No Filter」ツアーに、ドラマーのチャーリー・ワッツ(80歳)が参加しないことを発表しました。

ワッツのスポークスマンによると、病名は公表されていませんが、ワッツは医療処置を受け、それは完全に成功したものの、今週になって、担当医が今の彼には適切な休息と療養が必要であるとの結論に達したとのこと。数週間以内にリハーサルが始まる状況において、このような事態になるとは誰も予想してなかった、と語りました。

1963年からストーンズで活躍しているワッツは、これまで一度もツアーを休んだことがなく、次のコメントを発表しています。

「今回だけは、少々タイミングが悪かった。完全に回復しようと努力していますが、本日、もうしばらく時間がかかるという専門家のアドバイスを受け入れました。新型コロナでファンの皆さんが苦しんだ上に、またツアーの延期や中止でチケットを持つ多くのファンを失望させたくありません。そこで、私の素晴らしい友人であるスティーヴ・ジョーダンに代役をお願いしました」

また、スティーヴ・ジョーダンは、次のように語っています。
「チャーリーの代役を務めるのは、まさに名誉ある特権であり、ミック、キース、ロニーとのリハーサルが楽しみです。チャーリーが復帰できると言ってくれれば、誰よりも喜んでドラムの席を譲ります」

長年ストーンズと関わりがあるジョーダンは、キース・リーチャーズのサイド・プロジェクト、エクスペンシヴ・ワイノーズ(X-pensive Winos)のメンバーでもあり、キースのソロ・アルバム3枚に参加しています。