オールマン・ブラザーズ・バンド、1971年のライヴ・アルバム『Syria Mosque:Pittsburgh, PA January 17, 1971』10月28日発売

オールマン・ブラザーズ・バンド(ABB)が1971年1月17日にペンシルヴェニア州ピッツバーグのシリア・モスクで行なった公演が、ライヴ・アルバム『Syria Mosque:Pittsburgh, PA January 17, 1971』として、10月28日にCD、ヴァイナル、デジタルで発売されることになりました。

同公演のライヴ音源は、長年にわたりブートレッグで出回っていましたが、今回レストアおよびリマスターされ、公式にバンドが承認したライヴ・アルバムとしてリリースされます。

同作には、デュアンとグレッグ・オールマン、ディッキー・ベッツ、ベリー・オークリー、ブッチ・トラックス、ジェイモーのオリジナル・ラインナップがフィーチャーされ、デュアンのスライドギターが特徴的な「Statesboro Blues」や、「Trouble No More」「In Memory Of Elizabeth Reed」「Whipping Post」など、「Introduction」も含めた全8曲が収録されています。

会場となったシリア・モスクは、ピッツバーグ交響楽団の本拠地として1916年に建設された3,700席の由緒ある劇場で、当時のザ・フー、ピンク・フロイド、ザ・バンド、ディープ・パープル、イエスらが公演を行なっていました。

またABBは、シリア・モスク公演の8週間後にフィルモア・イーストで公演を行なっており、フィルモア公演を収録した『At Fillmore East』(邦題『フィルモア・イースト・ライヴ』)は、ライヴ・アルバムの最高峰と言われるABBの代表作になり、当時のABBが絶頂期であったことが証明されています。